今日の読み聞かせ

まずは2年生。


ぜったいたべないからね (ほんやくえほん)
ローレン チャイルド
フレーベル館
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好き嫌いのない子はめったにいないから、主人公の妹の気持ちに共感できるわけ。嫌いな食べ物を違う名前で呼んでみる発想がいいよね。とくに最後の「トマト」・・・呼び名を聞いたとたん大爆笑の渦で大ウケでした。訳者の木坂涼さんのセンスがいいんだな、きっと。
ヘンリー・ブラウンの誕生日
エレン レヴァイン
鈴木出版
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5.6年生には、生き方を探る読書をしてほしいと話した。まずは伝記、そしてノンフィクション、絵本でも十分伝わるものがある。教科書には定番の「あなたがもしも奴隷だったら」が紹介されているが、わたしはヘンリーブラウンの方がおすすめ。絵がいい。話も・・・子どもが十分イメージできる出来事で、考えることができるものです。最新刊で

リンカーン大統領のせいじつなことば―エイブラハム・リンカーンの生涯
ドリーン ラパポート
国土社
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もでたので、併せて高学年にすすめるといいです。
そしてぴかぴかの1年生。他学年とはちがって本当に初めての出会いだから
うんちっち (わたしのえほん)
ステファニー・ブレイク
PHP研究所
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よかったねネッドくん
レミー チャーリップ
偕成社
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のまずは2連発で1年坊主を引きずり込む。
「おもしろ〜い」「このセンセイおもしろいオハナシしてくれるんだ〜」と思わせてしまうことが大事なのです。そうすると2年、3年になっても「なんかいい本ないですか?」って聞きにきてくれるの。
短いお笑いで誘い込んでとどめの1冊が、

ひみつのカレーライス
井上 荒野
アリス館
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カレーライスですからね。どの子もまちがいなく興味津々、おとうさんがうたうおまじないに節をつけ、大げさに歌うのがミソです。あとは大きな絵と作者の話の力(直木賞作家)でゴールまでノリノリで引っ張れます。