ど・れ・に・し・よ・う・か・な

 おととい、園から帰ってきておじいちゃんの所へ寄ったマー、近くのホームセンターに用事があるおじいちゃんにお供してついていった。うれしそうに帰ってきた手には、ミドリガメが2匹。お店の水槽にいた亀君にひきよせられたマー、おじいちゃんが気をきかして買ってくれたそうだ。帰りの車の中で眠くなってしまい、「横において寝な」と何べんも言ったけど、大事に大事に箱をだきかかえていたそうな。
 ということで、我が家にお目見えしたカメ2匹。チーは「カメックス」マーは「カメぼうや」と名前をつけた。でもその遊び方がすごいというかひどい・・・。ケースから出したカメを歩かせようとするのだけれど、思い通りの方へ歩いていかないとすぐに向きを変えさせる。カメックスも根性があるカメで、何度そうされてもやっぱりチーの思う方向と反対の方へ行こうとする、チーも負けていないし、トホホ。一方カメぼうやは?と思ってマーの方をのぞきこむと、やってるよ、大きいバケツに水をいっぱいくんで,その中にドボーン!アップアップ・・・。「何回も持つと死んじゃうよ!」「落としてもしらないよ!」などとカメ君の人権(カメ権?)保護のために何度も声をかけて見守っていたが、しまいには疲れてあきらめた。「だめだ、カメ君、ここに来たのが運の尽き、ごめんなさい。どうか、耐えてください、死なないでください」ああ君に、同情。
 小一時間遊んだか、ようやく満足したようで2人とも家にあがってきた。カメ君がケースにちゃんといることを確認し、「明日まで生きていてね」と念じておく。
 テーブルの上では2種類のお菓子を前に、チーが指さしながら歌っていた。「ド・レ・ニ・シ・ヨ・ウ・カ・ナ、カ・メ・サ・マ・ノ・イ・ウ・ト・オ・リ」