ちょっときて

 

ちょっときて

ちょっときて

 図書館で借りてきたうちの1冊。繊細な線のみで描かれているが、色使いが美しいのでひきつけられる。でも子供にはどうなんだろう。「〜して」とたった一言ずつの言葉でページが進んでいく。気持ちとはうらはら?なことをネコに要求する小さなネズミ。自然と絵のほうにも目がいってしまう2人がケラケラ笑い出す。このネズミさまが偉そうに威張るところ、なんだかチー、マーによく似ているね。見ていてスカッとするほどわがまま、そして甘えん坊・・・。クライマックスでネコが言われた通り本当に行ってしまったら、「え?」みたいに2人ともちょっと困った顔に・・・。でもいっぱいのおみやげをもって戻ってきたのを見た時、本当にホッとしたような顔になりました。