マーちゃん強気

ピアノのレッスンもどうにか5年目に突入。よい先生に恵まれて技術から曲想をどう表現するかまで丁寧に教えてくださる。楽譜をきちんと見て音を確かめ、少しずつ練習をしていくチーちゃん。楽譜をきちんと見ずに音は耳でおぼえ、練習もせず、レッスン前日(まだよい方・・・)あるいはレッスン2時間前から必死に練習に励むマーちゃん・・・。ああ、この違いはいったい・・・。まさにアリとキリギリスの世界・・。でもなぜかマーちゃんの耳のよさと荒削りだけどダイナミックなピアノの表現が先生はお気に入りのようでほめてくれることも多いせいか、どうにか楽しんで続けている。というか、先生が熱くなってしまい、本人たちは大迷惑、といったパターンも多々ある。
 今日もレッスンから帰って、冷たいものを飲みながらマーちゃん、ノタマウ。
「あのさ、『蝶々』の曲、先生がやろうっていうから、「少しずつ宿題にするならやる」って約束して始めたのに、今日なんて2ページやってこいって言うわけ、だからマーちゃん怒って、先生約束がちがうじゃん、宿題いっぱい出さないっていったでしょ、マーちゃんだって3年生になっていろいろと大変なんだから、って言ってやったの」その様子が目に浮かび、おかしくておかしくて吹き出す。「で、どうなった?」「先生、あっ、そうだったぁ?多いかなぁ、って言って少なくしてくれた!」とうれしそう。すごい剣幕で先生につっかかるマーちゃん、タジタジになっている先生、なんだか逆転してて、でも本人あっけらかんとしている。まあいいか〜。言えることきちんと言える子というか、言えること言い過ぎちゃってる子に育ってしまっている、と少々心配になった母でした。