ZIPPEIへ

おとといの朝、突然の訃報に大声で泣きました。
娘たちは私がこんな泣き方をしたのを初めて見たので驚いたようです。
(でも、娘たちもきっと泣いていたんだと思います)
朝の散歩から帰った母は、わたしが泣きじゃくる声を聞いて
一瞬、パールが死んでしまったのかと思ったそうです。


ZIPPEIくん、
どうしてこんなことになってしまったんだろうね・・・
あんな逝き方をして・・・
苦しかっただろうね、熱かっただろうね(暑い、という表し方ではないよね)
・・・
朦朧と薄れていく意識の中で、
それでも、
きっときっと助けに来てくれる、って信じて信じて
待っていたんだろうか・・・
人が好きで好きでたまらない君たちだったから・・・


朝、君たちの姿を見て
どんなに癒されていたことだろう・・・
君たちが生きていて、
君たちの姿が見られるのは
当たり前のことだと思っていた・・・


パールを見るたびに
触れるたびに
思い出してしまうんだ、君たちのことを・・・
この悲しさを、時間は忘れさせてくれるんだろうか・・・



無理だよね、忘れられないよ、
せめて
君たちの死を無駄にしないように・・・



よりそいながら歩く白いしっぽがゆれるのを見たとき、
ウマウマちょうだい、って見上げる瞳を見たとき、
いい子だねえ、って白い背中をなでるとき、
前足揃えて、ヘソ天で安心しきって寝る姿を見るとき・・・
いつも君たちを思い出すよ、
君たちも生きていたらなあ、って・・・
そして
夏がくるたびに
大切な、かけがえのない命を守ろうって
心を配るよ・・・

サモ飼いたちはきっと
君たちのことを忘れない・・・
だいぶはやく虹の橋へいってしまったけれど、
いつかいつか
みんなで会おうね、
サモ飼いとサモたちを
どうか見守っていてね・・・